モジュール950mmの間取り
2016/06/23
我が家の間取り図を見てみると、「950mmモジュール」となっていました。
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モジュールって一体なんなの?
モジュールとは、建築設計上の基準となる、メートルや尺、間などの単位のこと。
一般的に、910mmの『尺モジュール』が使われていましたが、最近では、バリアフリー住宅などを中心に1000mm単位を基本寸法にする、『メーターモジュール』を使うところが増えてきています。
例えば、910mmを基準にすると、廊下の幅は、壁の芯からもう一方の壁の芯までの長さが910mmになります。(壁の下地や壁紙があるので実際にはもう少し短くなります)これが、メーターモジュールだと、約9cmも幅が広くなるわけですね。
910mmとメーターモジュールそれぞれのメリットとデメリット
910mm・尺モジュール
メリット
- 昔から使われている単位なので、建材の種類が多く選択肢が多い
デメリット
- 車椅子が通れるギリギリの幅で圧迫感がある
1000mm・メーターモジュール
メリット
- 尺モジュールより20%広い部屋になる
- 廊下・トイレ・浴室などの幅にゆとりがある
デメリット
- 建材の選択肢がまだ少ない
- 面積が増え、建築費が上がる
※坪単価は安くなるが、総工事費は高くなる
モジュールは、どちらが良いというのではなく、敷地の面積や形、予算によってケースバイケースです。
950mmモジュール
910mmモジュールは、3尺(910mm)を基本にしていますが、950mmモジュールは、3.15尺(955mm)を基本とし、955mmを略して、950mmモジュールといいます。
我が家の間取り図は、950mmモジュールになっていました。
尺モジュールとメーターモジュールの良いとこ取りなのか悪いとこ取りなのか?
今まで、910mmの家にしか住んだことがないので、新居に引っ越して950mmモジュールを実際どう感じるのか、また感想を書きたいと思います。
モジュールを調べているとき、“間口”と言う言葉も、よく目にしました。
間口って一体なに?
間口とは、敷地や建物を、主要な方向から見たときの幅のこと。
敷地や一戸建ての場合は、道路に接している側の長さで、マンションの場合は、バルコニーなど大きな開口部がある側の長さになります。間口が広いと、敷地の分割が簡単で土地の使い勝手が良いようです。要するに、土地が広いってことでもあるのかな。
ちなみに、間口の狭くて奥行きの深い建物は、“うなぎの寝床”と言われるそうです。京町家の構造ですね。
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