使えるコンセントを考える|キッチン・洗面・寝室・子供室等
前記事 コンセントの位置で失敗しないコツ|玄関・廊下・リビング等 の続きです。
キッチン・ダイニング→洗面脱衣場・トイレ→寝室・子供部屋→外回りのコンセントを見ていきます。
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キッチン・ダイニングのコンセントの位置
IHヒーター、食器洗浄機、ガス警報器用のコンセント
IHヒーターは、出力が大きく200Vのコンセントが必要です。システムキッチンは、設置場所が決まっているので、電気工事屋さんが問題なく設置してくれると思います。また、ガスを使用する場合は、ガス警報器用のコンセントが必要ですね。
キッチン家電用のコンセントを考えるコツ
キッチン家電家電用のコンセントを考えるときのポイントは2つ
ポイント1.同時に使いたいキッチン家電を考えてコンセントの位置と数を決める
《常時つけておくキッチン家電》
家庭によって違うと思いますが、例えば
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 炊飯器
- コーヒーメーカー
- トースター
- 電気ケトル
など
《ときどき使うキッチン家電》
- フードプロセッサー
- ミキサー
- ハンドブレンダー
- ホームベーカリー
など
冷蔵庫のコンセントは、トラッキング火災防止のため、高い位置につきます。
※トラッキング現象とは、プラグにホコリがたまり、それが湿気を帯びて発火する現象です。
常時使う家電用の数、プラスときどき使う家電用にいくつかコンセントがあったらいいですね。
使っていないコンセントをこまめに切ることができるスイッチ付きタップは便利ですよ。
ポイント2.調理家電を使う場所と同時に、収納場所も考える
調理家電のコンセントの位置を考えるときは、使う場所を考えると同時に、収納場所も考えましょう。使うたびに遠くからコンセントの場所まで持ってくるのは手間ですよね。せっかく便利な調理家電を使わなくなってしまったらもったいない!
ホットプレートや卓上電気鍋用のコンセント
ホットプレートや卓上電気鍋をお持ちなら、どのコンセントを使うか考えておくいいですね。ダイニングテーブルの近くにコンセントがあると便利です。
洗面脱衣場・トイレのコンセントの位置
洗面脱衣場で使うコンセント
- 洗濯機
- 扇風機
- ドライヤー
- ヘアアイロン
- ひげ剃り
- 電動歯ブラシ
- 除湿機
など
洗濯機のコンセントは、水がかからないように洗濯機の少し上に配置されます。
扇風機は、壁掛けタイプが便利でオススメ。
壁掛け扇風機のコンセントは、天井付近に付けるといいです。
洗面台付属コンセントを主に使うことになるかもしれませんが、追加するなら、鏡に向かって立ったとき、後方の壁に腰くらいの高さのコンセントがあると、使い勝手がいいですよ。
トイレのコンセント
- 便座用
- 扇風機用、パネルヒーターなどの暖房器具用、掃除機用(各必要な場合)
※手を洗いタオルで拭くまでの水しぶきが飛ばない位置を選ぶのがポイントです。
寝室・子供部屋のコンセントの位置
寝室の枕元で使うコンセント
- 電気スタンド(照明)のコンセント
- スマホ・携帯の充電用のコンセント
足元、その他寝室内のコンセント
- 電気毛布用
- 空気清浄器や加湿器用
- 扇風機や暖房器用
- 布団クリーナー用
- 掃除機用
- 蚊取りマット用
- テレビ、オーディオ用
など
子供部屋のコンセント
- 勉強机用
- 携帯・ゲーム・iPodなどの充電用
- オーディオ機器用
- 扇風機や暖房器具用
- 掃除機用
- 蚊取りマット用
子供は、成長するとともに使用する電化製品が増えていくので、コンセントは多めにあると安心です。また、子供が小さいと、テレビを置くことはあまり考えないかもしれませんが、子供は成長し、いずれ自分の部屋にテレビが欲しいということも考えられます。将来を見越してテレビの配線とコンセントの位置を考えておいた方がよいかもしれません。
収納・ウォークインクローゼットのコンセント
大きな収納やウォークインクローゼットの中にも、コンセントがあると便利です。今人気の、ルンバや充電式クリーナーは、どこに収納し、どこで充電しますか?収納やWICの中じゃなくていいのですが、コンセントの近くで、充電できる収納場所を考えておくといいですね。
外回りのコンセントの位置
外にコンセントを設置した場合の使い道
- イルミネーションやライトアップ用
- 外用掃除機用
- DIYで使う電動工具用
- 芝刈り機などの充電
また、バーベキューをするときなどにも便利ですね。
外に設置する設備用のコンセント
給湯設備用コンセント、浄化槽を使用しているならブロアー用にコンセントが必要です。電気自動車に乗る可能性があるなら、充電用に200Vのコンセントがあると便利です。
コンセントの位置~高さを工夫しよう
コンセントをどれくらいの高さに設置するかも重要なポイント。その部屋で、何をどのように使うかシュミレーションし、考えてみましょう。
一般的なコンセントの高さ
(参照:スイッチ・コンセントの設置高さの目安はありますか? )
コンセントの高さを変えるだけで使い勝手がよくなります
掃除機は、使用するたびに頻繁にコンセントを抜き差しするので、少し高い位置にある方が便利です。
コンセントの数は多ければいいの?
コンセントの数は多くて困ることはないけど、使わなければ無駄になります。そうは言っても、「ここにつけとけば~」って後悔したくないし、、。備えあれば憂いなし?あ~悩ましい、、
多くて使わないコンセントや、家具の裏になって使わないコンセントがあればこちらをつけて置くとホコリの予防になって安心です。
また、家具などの裏になったコンセントを使用する場合やトラッキング現象が起きやすい場所のコンセントには、こちらをつけておくと火災予防の一つになります。
トラッキング現象が起こりやすい場所
- 台所や洗面所、トイレなど、湿気が多く水滴がかかりやすい位置にあるコンセントを使っているプラグ
- ソファーやベッドなど、家具の裏側に設置されコンセントに長期間電源プラグを刺したままのところ
- 暖房器具などの使用で結露の発生しやすいコンセントを使っているプラグ
- 水槽の周りのコンセント
など
火災には、くれぐれも注意してくださいね。
スイッチの配置は、ココがポイント!
コンセントの位置を決めるとき、照明のスイッチについても説明があります。
次のような場所は、3路もしくは4路スイッチを設置しましょう。
※3路(4路)スイッチとは、1つの照明に対して2ヶ所(3ヶ所)に設置するスイッチで、どのスイッチを押しても電源をONにしたりOFFにしたりできます。
- 玄関入ってすぐとリビングの出入口(もしくは、次の場所への出入口)
玄関の内側が、人感センサーつき照明なら必要ありませんが、そうでなければ、玄関入ってすぐスイッチを入れ、次の場所へ移動するときに消せるようにしておきます。 - 階段
階段の登り口、降り口にスイッチをつけます - リビングなど、部屋の出入口が2ヶ所以上あるところ
各出入口に、スイッチを設置します。もしくは、電気を消しても、すぐに真っ暗にならないホタルックで、次の部屋へ移動するまで明かりを確保できるようにしておくのもオススメ。
玄関の内側・外側の照明、階段、2階廊下などは、人感センサー付き照明がとても便利です。
ちなみに、我が家は、玄関の外側の照明と2階廊下の照明を人感センサー付き照明にする予定で考えています。
コンセントの配置について(まとめ)
コンセントの位置で失敗しても、延長コードなどを用いて工夫して使うこともできますが、新築でコンセントの位置を自由に決められるのなら、なるべく適材適所に設置したいですよね。
コンセントの位置を考えるときのコツは、とにかく家具や家電の配置をイメージし、動線や日々の生活をシュミレーションすること。
自分や家族のライフスタイルをシュミレーションし、それぞれのご家庭に合ったコンセントの配置を見つけられるといいですね。
この記事をまとめてると、もうすでに我が家のコンセントの位置や数に後悔の念が、、、
最悪、延長コードやたこ足配線で工夫して暮らせばいいですよね(なぐさめ)
正直、住んでみないとわからない、、。引っ越して生活が始まったら、後日談を書きたいと思います。(忘れなければね テヘ)
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