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地鎮祭、上棟式の日取りはいつがいいの?|建築吉日

      2016/06/12

建築吉日
地鎮祭や上棟式を行うとき、日取りはどのように選べばいいの?
今まで、あまり気にしたことがなかったかもしれませんが、建設関係の方は、「建設吉日」というのを気にするそうです。

 

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建設吉日とは?

「大安吉日」っていうのは、誰でも知っていることだと思いますが、建築業界では、「大安」でもお日柄が悪かったりすることがあります。
建築吉日とは、新築工事などを始めるのによいとされるお日柄で、六曜十二直という暦によって決められています。

 

六曜(ろくよう)と十二直(じゅうにちょく)

六曜とは

カレンダーに書いてある、「大安」「先勝」「仏滅」などが六曜です。「婚礼は大安がよい」「葬儀は友引を避ける」などはよく言われるので、きっとご存知でしょう。

六曜は、6種の曜でその日の吉凶を判断するもの。先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の繰り返しで、それぞれに意味があります。

  • 先勝(せんしょう)先んずれば即ち勝つ
    万事において急ぐことがよい。午前中に行えば吉。午後二時より六時までは凶。
  • 友引(ともびき)凶事に友を引く
    朝は吉、正午ごろは凶、夕方は大吉。この日の葬儀・法事は友を冥土に引き寄せられるとされ避ける。
  • 先負(せんぶ)先んずれば即ち負ける
    午前中は凶、午後から吉とされる。勝負事や急用は避け、何か行うときは、午後からのほうが良い。
  • 仏滅(ぶつめつ)仏も滅するような大凶の日
    万事において最悪。開店、婚礼など何事も悪い。仏事はよい。
  • 大安(たいあん)大いに安し
    万事において吉日。婚礼・結納などによい。
  • 赤口(しゃっこう)凶日とされる
    お昼ごろのみ吉、それ以外は凶で特に祝い事は大凶。赤から連想される火や刃物によるケガに注意する。
建築によいとされるのは、大安、友引、先勝(午前)、先負(午後)。

 

十二直とは

建、除、満、平、定、執、破、危、成、納、開、閉に12の星で吉凶を表しています。建築吉日は、主に十二直を見ます。

  • 建(たつ)万物を建て生じる日
    祭祀、棟上、移転は大吉。土木工事、動土(土を動かすこと)は凶。
  • 除(のぞく)障害を取り除く日
    祭祀、掃除などは吉。動土は凶
  • 満(みつ)万物満ち溢れる日
    新しいこと始める、建築、移転などは吉。土木工事、動土は凶。
  • 平(たいら)物事が平になる日
    柱建てなど吉。
  • 定(さだん)善悪が定まる日
    新しいことを始める、建築、移転などは吉。動土は凶
  • 執(とる)執り行う日
    祝い事、増改築、造作は吉。
  • 破(やぶる)物事を突破する日
    祭祀、祝い事、契約は凶。
  • 危(あやぶ)物事を危惧する日
    万事控える。
  • 成(なる)物事が成就する日
    新しいことを始める、建築は吉。
  • 納(おさん)物事を納め入れる日
    商品購入は吉。
  • 開(ひらく)開き通じる日
    建築、移転は吉。
  • 閉(とづ)閉じ込める日
    棟上は凶。
建築によいとされる日は、建、満、平、定、成、開。

六曜よりも細かいうえ、十二直の「直」は「当たる」という意味で、まさに「当たる!」と考えられています。日取りを決めるとき、六曜のみ、十二直のみ、または両方を合わせて決めるのは自由。

また、お日柄を考えるとき、次の歴注も参考になります。

 

三隣亡(さんりんぼう)と一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

三隣亡とは

六曜や十二直で良いとされる日でも、地鎮祭や上棟など、建築の節目で避けた方がよいとされる日があります。それが、三隣亡です。

三隣亡は、その日に建築行事を行うと、向こう3軒両隣まで災いをもたらし、滅ぼしてしまうと言われています。大安吉日でも、三隣亡の日がありますので、この日は避けた方がいいかもしれません。

一粒万倍日とは

一粒の種籾(たねもみ)が万倍にもたわわに実る稲穂になるという意味から、縁起の良い吉日とされています。

一粒万倍日は、新しいことをスタートするのに良い日とされ、結婚や開業などに最適です。ただし、他の歴注と組み合わせて、吉日と重なれば効果が倍増し、凶日と重なれば半減するといわれていますので要注意です。

また、稲穂のように増えると困ること、例えば物を借りたり借金をしたりするには縁起が悪い日とされています。住宅ローンの契約日には、避けたほうがいいかもしれませんね。

 

建築吉日まとめ

建築吉日は、主に十二直を見ますが、吉日でも三隣亡は避けたほうが良いでしょう。

地鎮祭は、土地をお守りくださる神様にご挨拶をし、安全と守護を祈る祭儀。神様にお守りいただくよう祈るので、日取りが悪くても神様に影響することはなく、そんなに神経質にならなくても大丈夫ですよ。と宮司さんもおっしゃってました。神社、施工会社、施主それぞれの都合もありますし、お日柄を必要以上に気にすることはないかもしれません。

最近は、あまり縁起担ぎをしない方も増えているんだとか。でも、日本人の慣習で、やはり何かをするときは良いお日柄を選びたいですよね。

こちらのサイトで、主な歴注を計算できます。
→こよみのページ~歴注計算

気になる方はぜひチェックしてみてください(*^ー^)ノ

 

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